コリアンダー・ミントそしてモヒート

「香りの強い食材」の代表格ともいえるのが、パクチーまたの呼び名をコリアンダーは代表的な食材です。まだまだ「香りの強い食材」として名前があるのはいったいどんなものでしょ。パセリ、セロリ、春菊、バジル、紫蘇もそうかもしれません。ラーメンやおそばなどにお約束のようにのっている「葱」も香りの強い食材です。ラーメン店で追加料金をオプションで支払うとネギたっぷりが選ぶことも出来ますが、ネギが嫌いな人からすれば、考えられないことかもしれないです。香辛料が含まれることで、料理の香りつけともなっているので鍋料理にはぜひとも忘れずに入れて食べたいものです。じゃあ「モヒート」に入っているミントはどうなんだ?!といえば、ミントは鍋には合わないだろうなぁ~と一度も試したことはない物の和物の鍋料理にミントを入れようとはよほどのチャレンジャーじゃないと挑戦することはないだろうと思います。

モヒートを飲む

モヒートといえば、やっぱりアーネスト・ヘミングウェイでしょう。ヘミングウェイは松方弘樹や梅宮辰夫番組のような「男ふたり世界を釣る!」といった釣り番組に登場するような、大の釣り好きでサヴァンナで狩りをして、酒を飲んで女好き。そんなイメージが私の中でかなり強い大作家ですが、かなりの酒豪だっことは事実です。あのでかい身体で約2メートル近い身長のヘミングウェイはかなりの酒豪。ヘミングウェイは朝6時に起床して朝から昼までは執筆活動に専念して、そしてお昼過ぎには大好きな釣りに行ってそれから行きつけのバーで一杯と飲んでいたそうな。。羨ましい人生そのものですが、飲むお酒もかなり強いお酒が大好きですで、飲む量もすんごい量。フローズンダイキリはシュガー抜き、そしてラムをダブルにしたフローズンダイキリを多いときには17杯!!も飲んだとか。ラムをダブルにしたうえ、17杯も本当にパパヘミングウェイ、、よく飲むなぁ~~~ そんだけ飲めば酒豪で未だに語られるだけあるな・・と思えるほどの飲みっぷりです。

ミントとライム

モヒートで使われるのは、コリアンダーではなくてミントです。キューバ発祥のロングカクテルで、キューバ・リブレなるラム&コークも同じくキューバ発祥のロングカクテルです。キューバ・リブレはコーラを使うので甘くジュース感覚のようにコーラを楽しみながらアルコール入りで知らず知らずにガブガブ飲んでしまいますが、モヒートはミントとライムが入っているのでスッキリとした味わいです。暑い夏に清涼感を感じるロングカクテルですね。

南国のキューバで発祥したカクテルというのも、暑い中にすっきりしたお酒が飲みたいなぁ~という所でできたのでは?!と勝手な推測をしますが、モヒートも香りが強いミントを使うカクテルなのでコリアンダー好きのあなたなら、ミントではなくコリアンダーを使ってモヒートして楽しむと大好きコリアンダー三昧でいいかもです。ヘミングウェイのお気に入りのバーは【ラ・ボデギータ・デル・メディオ】でキューバ観光の時にはぜひとも訪れて「モヒート」を楽しむしかありませんが、こちらのバーは2階はレストランになっています。そこには【ラ・ボデギータ・デル・メディオ】を訪れたヘミングウェイファンのサインで、壁という壁が埋め尽くされています。こちらのバーでは、日本のバーテンダーのようにきっかり計量して作ることなど致しません。キューバ人のノリがそのままに出ている目分量です。目分量でモヒートを作っていきます。

【ラ・ボデギータ・デル・メディオ】で使うラムはハバナ・クラブです。もともとはバカルディのラムを使って作られるカクテルでしたが、キューバ革命でバカルディがキューバから撤退したので、ハバナ・クラブのラムで作ります。

モヒートはてっきりキューバ発祥のカクテルだとばかり思っていましたが、モヒートの前身になるカクテルがあったという説の方が断然有力になっていることを知ってお驚きです。それも海賊の部下が伝えたという、なんとも壮大なスケールのカクテル話です。カクテル談義をすると延々に続きそうな話になりそうですが、そこはバキッと短くしてざっくりとしたモヒートカクテルができるまでをご紹介しましょう。モヒート伝説なるかなり大げさにしてみましょう~

モヒート伝説

時は16世紀の後半です。処女王エリザベス1世が治世していたイギリスでのことです。イギリスはエリザベス1世のもと、大いに繁栄していた時代です。アメリカ大陸は新大陸として大きく注目をその時代されていましたが、アメリカ諸国から得られる莫大な富をコントロールする目的と名目で、エリザベス1世は海賊達の手助けをしていました。

カリブ海は1942年にコロンブスがアメリカ大陸を発見してから、カリブ海はヨーロッパとの貿易そして植民地化の中心地となっていました。そして巨大な宝物艦隊を誇るスペインがカリブ海でその力を誇っていました。スペインはカトリックの国、イギリスとオランダはプロテスタントの国ということもあって、カトリックの国スペインに対して反抗していました。

そこでイギリス・オランダ・フランスはカリブ海をベースにしている「カリブの海賊」に目を付けました。カリブの海賊達はスペイン領の各都市を略奪していました。そしてイングランドの航海者でもあり海賊でもあるフランシス・ドレークの部下リチャード・ドレークがモヒートの前身になるカクテル「ドラケ:draque」をキューバの人たちに伝えたという伝聞が、モヒートカクテルの生い立ちとして有力になっています。

最初は医療目的で飲まれた「モヒート」の前身の「ドラケ:draque」ですが、それからどっかーん!とハバナだけではなく、キューバ国内で大人気のカクテルとなりますがその前にドラケのレシピはどんなものだったのでしょう~!

draqueレシピ

draqueドラケのレシピは、いったいどんな飲み物だったのでしょう。最初はアルコールを楽しむ飲み方ではなかったようです。目的は医療目的で飲まれていたようで、木製のスプーンと一緒に出されていたというので薬効効果を狙った飲み物だったようです。

サトウキビが原料の蒸留酒で、かなり荒削りなラム酒の「アグアルディエンテ」と、ライム・ミント・砂糖を混ぜ合わせたものです。飲まれときは、過去最悪のコレラがハバナの町を襲いました。コレラを治療するまたは予防する?意味合いもこめられていたのでしょうか。モヒートの前身となる「draque:ドラケ」は医療目的で飲まれていたようです。